2009年7月6日

トシダ工業、自動車鋼管中国合弁 造管ライン改造

 大手引抜鋼管メーカー、トシダ工業(本社=静岡県富士宮市、歳田雄二社長)が主導する中国・自動車用鋼管合弁、無錫梯斯迪汽車部件(無錫TSD、董事長=安倍雅史・トシダ工業会長)は、受注量拡大に対応するため、今期中(2009年12月期)をめどに、小径電縫鋼管の造管ラインを改造して、月間450トンの造管能力を約20%アップ、同500トン超に引き上げる計画だ。

 また、今期から造管の内面ビードカット加工をスタートしており、鋼管内面の品質安定化を実現することで、他メーカーとの差別化を図る。

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