2009年10月19日

三井物産タイ拠点、TWB加工を増強

 三井物産グループのタイの鋼板加工拠点、バンコクコイルセンター(BCC、齋藤和夫社長)はテーラードブランク(TWB)加工能力を増強する。世界的に環境、燃費規制の強化が進む中、自動車メーカーの軽量化ニーズが一段と強まっていることに対応するため。

 来月、アマタナコン工場にTWB加工設備を1基増設し、来春にも稼働させる計画。これにより、パトゥンタニ工場と合わせ、TWB加工量を現在の月間15万セットから20万セット強に引き上げたい考えだ。