2010年6月7日

中・太原鋼鉄、内外新規市場を開拓

 中国の大手ステンレスメーカー、太原鋼鉄は、自動車の排気系部品に使われる極低炭素フェライト系ステンレス鋼板429の量産をこのほど始めた。日系自動車メーカーを含め、顧客の認証を取得した。昨年から事業所を国内外に設置して市場調査を積極的に展開。原発向けのステンレスインゴット35トンの製造に国内メーカーで初めて成功するなど、技術開発にも力を入れ、輸入材に依存していた国内需要と、海外の新規需要を取り込む考えだ。

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