2010年8月5日

住友金属小倉、新脱リン炉 10月稼働

 住友金属小倉(加藤芳充社長)は、小倉製鉄所(福岡県北九州市)で計画通り10月に新脱リン炉を稼働させ、製鋼プロセスの一連の改革を完了する。

 自動車向け中心に、高級特殊鋼棒鋼の需要が拡大しており、すでに高機能鋼と高清浄度鋼の製造ラインを分離するなど、生産効率を向上。脱リン炉の導入で脱リンと脱炭を別々の炉で行い、高品質、高能率、低環境負荷を実現し、住友金属小倉のブランド力を高める考えだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more