米国、鉄スクラップ 輸出相場上昇続く

　米国鉄スクラップ輸出相場は上昇基調が続いている。すでに台湾や韓国向けなどがトン当たり400ドル（ＨＭＳ・No.1ベース）に到達していたが、先週には中国向けで韓国、台湾を上回る新規成約価格が出始めたもよう。

　一時下落したトルコ向け輸出価格も再び上昇するなど、「為替の影響も大きく、アジア圏でも米国からの調達に切り替える動きが広がる可能性も出ている」（商社）。