2010年11月4日

日韓EPAが前進、鉄鋼も対象 輸出促進も

 大畠章宏・経済産業相は2日の会見で、「ハノイで韓国の閣僚と日韓EPA(経済連携協定)について話し合い、協議を進めることで見解が一致した」と語り、中断している日韓EPAの実現を図る考えを明らかにした。

 「鉱工業製品として鉄鋼も対象に含まれる」(経産省韓国室担当官)ため、日本の鉄鋼輸出が促進される可能性が高い。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加が検討されるなか、日本の鉄鋼業にとって貿易条件を統一化するEPAの重要性が増している。







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