2010年11月17日

東京地区のNi系ステン冷薄、流通、売り腰締まる

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は横ばい。原料価格の高止まり、海外の市況上昇で、メーカーの契約および出荷価格が引き上げられている。このため、流通の仕入価格上昇は必至。収益の圧迫は避けられない見通しだ。こうした流れを受けて、一部流通では唱え上げを開始。実需が大きく盛り上がらない中で難航しそうだが、在庫は適正水準にあることから、市況は年末までには反転、上昇に転じるとの観測が流れ始めた。足元、SUS304ベースサイズはトン33万円どころ。







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