2011年1月11日

新日鉄・タタ、自動車冷延 合弁で正式契約

 新日本製鉄とインド鉄鋼大手のタタ製鉄は7日東京で会見し、タタのジャムシェドプール製鉄所で自動車用冷延鋼板を製造・販売する合弁事業の正式契約を結んだと発表した。

 インドで初めてとなる連続焼鈍設備(CAPL)を導入し、2013年秋に営業運転を始める。年間生産能力60万トンで総投資額は約400億円。日系自動車の現地調達ニーズに応え、拡大する高級鋼需要に対応する。高炉など上工程や他の製品を含めた共同事業も協議する。現地企業との連携による相乗効果を狙い、成長期待の高い新興国需要をとらえる考えだ。







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