2011年3月17日

住友金属・鹿島、震災後初の外販出荷

 住友金属工業鹿島製鉄所は東日本大震災後初めての外販出荷を行った。軽量H形鋼、鋼管杭、薄板コイルなど在庫品の陸送を15日に再開した。鹿島は震災で設備被害を受けたため16日現在も全ラインが停止したまま。高炉については送風再開に向けて準備を急いでいる。

 関東地区の一貫製鉄所では、新日本製鉄君津製鉄所が高炉3基の稼働を再開したものの、東日本一帯の電力需給を見ながら所全体が慎重な稼働を継続。

 JFEスチール東日本製鉄所は、高炉2基の送風を再開したのち、節電を大前提とした限定的な鋼材生産を続けている。







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