2011年6月9日

三菱商事、優良資源に積極投資

 三菱商事の金属グループは、2011年度の鉄鋼原料などの資源投資を積極化する方針だ。10年度は計画していた案件がずれ込んだが、今期以降は本格化する。

 豪州の原料炭など既に参画しているプロジェクトの拡張に加えて、西豪州の鉄鉱石新規開発を年度内に具体化するなど、継続案件を前進させる。加えて非鉄金属を含めて新規の投資を狙う。新興国の需要拡大を受けて、資源は当面強いと見ており、着実な投資を積み重ねることで、戦略商品の長期の安定供給を確保する考えだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more