2011年7月22日

西日本の節電要請、需要家への影響憂慮=海外シフト 鉄鋼業、対応課題に

 東日本に続き、西日本でも節電対策の必要性が高まってきた。政府が20日の電力需給に関する検討会合で西日本の電力需給ひっ迫の可能性を示し、関西電力管内での10%以上の節電を要請。すでに節電対策を施している鉄鋼企業は多いが、停電を回避するためにさらなる節電が求められる。

 関東同様、鉄鋼の生産活動への直接的な影響は少ないとみられているが、一方で電力制限による需要家の操業低下や海外シフトなど、需要への影響が懸念されている。

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