2011年12月27日

三菱商事、石炭権益15年に1・5倍

 三菱商事の鉄鋼原料本部は、石炭の権益量を2015年をめどに年間4700万トン規模と、現状の1・5倍に拡大する方針だ。豪一般炭生産会社の持ち分を買い増した上、豪原料炭の大規模拡張を決めており、豪州の既存事業の拡張を軸として石炭供給力の大規模な拡張を継続する。需要次第で中長期的に追加拡張もにらむ。

 新たな石炭権益への投資も「チャンスがあれば考える」(戸出巌本部長)としており、需要の伸びを検証しながら、新規投資も視野に供給力を着実に増やす考えだ。







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