2012年7月4日

中国鉄鋼業の汚染物質排出 新基準8項目決定

 中国環境保護省は、鉄鋼業の汚染物質排出に関する国家基準8項目を決め、近く発表する。

 鉄鉱石の選別から製品の製造まで全工程の汚染物質の指標体系を改め、顆粒物や二酸化硫黄の排出規制値を厳しくし、窒素酸化物など排出規制を増やした。環境への影響が敏感な地域では水資源と大気汚染を対象とした排出規制値を設定する。新基準によって鉄鋼業の省エネ・排出削減を促進させる。制度が厳格に適用されれば、老朽化設備の淘汰や不適格な企業の生産抑制につながるとみられている。







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