2012年7月9日

東京地区の構造用鋼、原料軟化 ジリ安

 構造用鋼は弱基調が継続している。市中の商いは勢いがなく、盛り上がりを欠いている。足元、機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン当たり12万―12万2000円どころ、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は同14万7000円どころ。東京地区に比べ、西の市況軟調の影響で、局地的な安値がじわじわ全体に広がっている。原料である鉄スクラップの価格が弱含み推移していることも、先安観に拍車をかけている。







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