2012年8月14日

新日鉄、豪BSLと建材薄板合弁 東南アと米で443億円出資

 新日本製鉄は13日、日鉄住金鋼板とともに5億5400万米ドル(約443億円)を投じて豪鉄鋼大手のブルースコープ・スチール(BSL)が東南アジアと米国で展開する建材薄板事業に50%参画することで合意したと発表した。

 亜鉛めっき鋼板の年産能力約140万トンの事業に半数をめどに原板を安定供給する。新日鉄グループの先端的な独自技術、商品を投入し、成長市場で家電を含めた需要を捕捉する。従来の原板供給を狙いとした少数株主としての出資案件と一線を画し、海外建材薄板事業として初めて経営に参画し、グローバルプレーヤー戦略を具体化する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more