2012年8月28日

韓国電炉、ビレット輸出再開

 韓国の主要な電炉メーカー各社は、7月から実質的に中断していたビレット輸出を再開した。イスラム圏のラマダン(7月20日―8月19日)明けで中東及び東南アジア地区のビレット市場が活発化しているのが背景にある。国際市況は20ドル―30ドル程度上昇し、トン当たり600ドル(FOB)台に手が届き始めており、先週から数万トンレベルでの契約が見られている。影響の大きいCIS、トルコメーカーの輸出オファーも10ドル程度上昇し、570ドル(FOB)前後と改善。これを受けて中東での成約も進みだした。







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