2012年9月3日

日インドネシア官民対話 製錬所投資の環境整備を

 経済産業省の上田隆之・製造産業局長が率いる官民ミッションがインドネシアを先週訪れ、日本とインドネシアの素材・資源産業官民対話を29日開いた。

 経済担当調整大臣府のリザル次官を筆頭とするインドネシア側が、新鉱業法と製錬所投資の現況を説明したのに対して、日本側は現地での日本の製錬所計画について説明したほか、鉱物資源に課す輸出税を再考し、2014年以降も鉱石の禁輸を回避する一方、製錬所投資のための環境整備を求めた。両者は今後もさまざまなレベルで対話を継続し、今秋予定される日尼経済合同フォーラムでも今回の対話を踏まえて協議する考えで一致した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more