2012年9月21日

伊藤忠丸紅鉄鋼、トラック部品で海外進出 インドネシア拠点

 伊藤忠丸紅鉄鋼は20日、インドネシアでトラック部品の製造販売に乗り出すと発表した。同国をはじめ東南アジアで拡大する商用車需要の捕捉が狙いで、同事業としては海外で初めて。

 昨年6月にプレス工業と共同で、建設機械用キャビンの製造販売会社「PKマニュファクチャリング・インドネシア」(西ジャワ州カラワン県、清水勇生社長)を設立しており、敷地内にトラックのフレームや車軸を構成するアクスルケースの製造設備を追加設置する。投資額は約3000万ドル(約24億円)で、新型の5000トンプレス機などを導入する。2014年春の生産開始を予定しており、当初は年間3万台強分、将来的に10万台分程度の製造販売を見込んでいる。