2012年9月26日

新日鉄・住金・三井物産、西豪鉄鉱石を追加拡張

 新日本製鉄と住友金属工業、三井物産は25日、西豪州の鉄鉱石合弁事業、ローブリバーの積出港、ケープランバートの追加拡張を決めたと発表した。合弁事業として47億豪ドル(約3700億円)をかけて、積出港の年出荷能力を2015年上半期完成予定で7000万トン拡張。進行中の拡張計画と合わせて、積出港の出荷能力は2億300万トンに、現状から1億2300万トン増える。

 新日鉄住金として発足する新日鉄と住金は計480億円、三井物産は約1240億円を負担、合弁相手の英資源大手のリオ・ティントの計画と歩調を合わせ大規模拡張を継続する。