2012年10月1日

10-12月粗鋼需要見通し 3四期ぶり減2654万トン

 経済産業省が28日発表した2012年度第3四半期(10―12月)の見通しによると、出荷相当粗鋼需要量は前期比3・6%減の2654万トンと3四半期ぶりに減少する。鋼材需要は3・3%減の2349万トンと2期ぶりに減る。輸出が大きく減るうえ、不振の造船、エコカー補助金の反動による自動車の需要減を受けて、内需も減る。

 メーカー問屋在庫は9月末見込みで6月末から減るものの、経産省鉄鋼課ではなお在庫調整が必要とみている。鉄鋼課では内外需ともに下ブレ懸念が強い中で、慎重な生産対応を求めている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more