2012年10月11日

新日鉄住金、釜石で復興住宅着工 市の公営第1弾

 新日鉄住金、釜石市、新日鉄興和不動産は10日、災害復興公営住宅などの整備計画に関する「上中島地区災害復興公営住宅整備推進に向けた覚書」を調印、住宅建設の地鎮祭を行い、第1期工事に着手した。事業費約10億円(建設費用など)で、釜石市としては震災復興公営住宅の第1弾となる。

 工期が短く、低コストのスチールハウス・NSスーパーフレーム工法を採用。規模は薄板軽量形構造3階建てで、1LDK18戸、2LDK36戸の54戸が建設される。完成は2013年3月と5カ月で完工、4月からの入居を予定。建物完成後に土地・建物を釜石市が新日鉄住金から買い取る。今後も三者で協議を進め、早期に近隣地区で第2期、第3期工事として156戸の建設を進め、合計210戸を整備する。







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