2012年10月25日

中国鋼材市況が失速、実需低調 生産増加

 9月中旬から上昇していた中国の鋼材市況が失速してきた。熱延コイル市況は10月第3週にトン3841元(約4万7630円、増値税込)と前週比0・2%安、10月第1週の連休を除き5週ぶりに下落。冷延鋼板や中厚板なども下がった。政府が打ち出した景気対策による需要増の期待から市況が反発したが、実需が低調な上に鉄鋼メーカーが9月以降、生産を増やしており、緩和した需給が再び市況に作用し始めたようだ。







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