2012年11月14日

宝鋼9カ月ぶり値上げ=鋼材市況上昇に弾み 日本高炉、好影響見込む

 中国の宝山鋼鉄が12月販売価格を引き上げたことで、鋼材市況の上昇に弾みがつく見通しだ。需要は緩やか回復を見せ、市中在庫が減少する中、武漢鋼鉄が宝鋼に先んじて値上げを発表するなどメーカーが価格立て直しの好機ととらえている。日本高炉は来年1―3月の輸出価格を上げる意向から宝鋼の値上げを好感。中国の新政権発足後の景気対策も期待され、来年にかけて値上げ機運が醸成されそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more