2012年12月20日

中国、原料価格が小幅反発 鋼材需要は低調

 11月下旬から下落していた中国の原料価格が、小幅反発した。鉄鉱石輸入着岸価格は14日にトン119・78ドル(約1万110円、CIF)と、前週比3・8%高で2週ぶりに上昇。主要鉄鋼メーカーの重型鉄スクラップ平均購入価格は17日に2778元(約3万7610円)と、前週比0・2%高で4週ぶりに上昇した。

 来年に政府の景気対策が期待され、高い原料需要が見込まれている。ただ、鋼材需要は低調でメーカーが原料購入に慎重になっており、原料相場は小刻みの変動が続きそうだ。







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