2013年5月9日

総合商社5社 最終損益軒並み悪化

 総合商社5社の2013年3月期連結決算が8日出そろったが、金属関連部門は鉄鉱石など資源価格の下落や鋼材市況の低迷により、軒並み最終損益が悪化し、特に鉄鋼原料のウエートが高い三菱商事と三井物産、伊藤忠商事は大幅減益となった。14年3月期については三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事の4社が増益を計画するが、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事の3社は12年3月期実績を大幅に下回る水準にとどまる見通しとなっている。