2013年10月7日

三井造船「三造PE」発足

 三井造船(田中孝雄社長)は誘導加熱装置の製造、販売を手掛けるパワーエレクトロニクス事業を拡大するため、100%子会社「三造パワーエレクトロニクス」(三造PE、沢崎栄司社長)を設立、同事業を新会社に譲渡し、10月から業務を開始した。生産も中国拠点の合弁会社、上海三造機電有限公司に集約して製品のコストダウンを図る。新会社で意思決定を迅速化し、機動的な経営を進め、サービス対応などを強化。自動車、鉄鋼などの加熱装置としてトップシェアを擁し、トヨタなど自動車メーカーの製造装置としての納入実績も踏まえ、中国での自動車産業をはじめ展開を拡大、グローバル事業の展開を加速化する。