2014年1月27日

東京薄板市況が続伸、2000―3000円 品薄感強まる

 東京地区の薄板市況は荷動き好調や品薄感を背景に上昇基調が続いている。先週末までに酸洗鋼板がトン当たり3000円、熱延鋼板と冷延鋼板が同2000円続伸。熱延鋼板と酸洗鋼板は3カ月連続の上昇となった。高炉メーカーのロールがひっ迫し、店売り向けの引き受け削減や納期調整が行われる中、新日鉄住金名古屋製鉄所で主要設備が一時操業停止したことによる影響で、さらなる需給タイト化も懸念されており、商社やコイルセンターによる母材コイルの市中買いも目立っている。







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