2014年2月24日

新日鉄住金 溶接軽量H形鋼、用途拡大 建築ルーバー材として初採用

 新日鉄住金は21日、溶接軽量H形鋼が建物の日射遮蔽や設備の目隠しとなる意匠外装用のルーバー材として、初めて採用されたと発表した。溶接軽量H形鋼の用途は鉄骨系プレハブ住宅の梁材を中心に、太陽光パネルの架台などの構造用部材が大半だったが、木造住宅の梁に使うなど新しい用途への展開を進めており、今回、新たに外装材として使われることになったもの。鉄需拡大に向け、これまでアルミが主体だったルーバー材の鉄化を進めたい考えで、研究所や工場など外部設置設備を目隠し遮蔽する必要がある物件をターゲットに、ゼネコンや設計事務所に採用働きかけを進める方針。年間10件程度の受注を目指している。







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