2014年3月10日

経産省、素形材で新ガイドライン 消費税・コスト高、適正転嫁促す

 経済産業省製造産業局素形材産業室は、素形材産業における新たな取引ガイドライン(GL)を策定し、今月中旬にも改訂版を公表する見通しとなった。新GLでは適正な消費税転嫁の確保や、エネルギー価格のコスト増による適正な転嫁、取引価格の設定における発注者・受注者の十分な協議などをうたう。周知徹底の取り組みとして、経産省が全国各地で11業種向けに21回におよぶ説明会を行う予定。2―3年をめどにGLの定期的な見直しにも言及している。