2014年8月14日

日本スチール、27日から35日間生産休止

 日本スチール(本社=大阪府岸和田市、櫻井勤社長)は今年夏に、加熱炉の大幅改善工事を計画していたが、このほど、正式に工事日程を決めた。工事期間は8月27日から9月30日までの35日間で、この間は生産を休止する。ただ、工事を見越して、今年4月から製品在庫を増やしてきており、出荷は通常対応する。今回の工事は老朽化と省エネの両面で対応するため、加熱炉内のバーナーを新型に切り替えるとともに、制御装置を更新する。改善工事後、燃料LNGの使用量を従来比20%程度削減する予定。