2014年8月21日

高炉、鉄鉱石13-14%下落へ 10-12月調達価格

 高炉大手の10―12月の鉄鉱石調達価格は、7―9月比で13―14%下がりそうだ。中国の輸入が高水準で推移する中でも、豪州勢を中心とする供給側の拡張効果で、世界的な供給に余力がある状態。中国向けのスポット価格がさらに下がる状況ではなく、比較的落ち着いているものの、供給過剰感を背景にトン100ドル(1万300円)を下回る水準が続く。需給に大きな情勢の変化がない限り、100ドル以下の価格帯が定着する可能性もある。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more