2014年10月3日

JFES 厚板、高級鋼比率4割へ

 JFEスチールは厚板事業で安定収益基盤構築として、高機能材を主体とする高級鋼比率を40%に高める。造船の回復など内需が堅調に推移する中、内需への安定供給に注力する一方、中長期的な視点で国際競争力向上を目指して高機能材を市場投入していく。高級鋼比率は11年度末の20%弱から13年度末には25%弱にまで拡大、さらに将来的には4割程度まで引き上げる。造船向け新鋼種や海洋構造物などのエネルギー関連分野、建設分野で高機能材を拡販。高級ラインパイプ向けではラインアップ充実を完了、より高グレードの生産体制を整えており、エネルギー分野比率を15%から20%に高める。設備では精整の各工程で生産性をアップ、システム強化を推進し、体制を強化する。







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