2015年1月21日

東京製鉄、通期純利益上振れ100億円

 東京製鉄が20日発表した2014年4―12月期単独決算は、営業利益が前年同期比5・9倍の91億3500万円、純利益が3・1倍の57億8400万円となった。熱延コイル生産の田原工場への集約に伴う岡山工場の生産設備の一部について、減損損失49億1000万円を計上したが、鉄スクラップ価格の低下と販売単価の上昇によるマージン拡大や販売数量の増加が寄与し、増収増益となった。「需要見合いの生産を徹底し、販売価格の維持に努めたことがスプレッド拡大につながった」(今村清志常務取締役)。通期予想は売上高1620億円、営業利益125億円、純利益100億円に上方修正し、期末配当を4円に増配する。







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