2015年6月17日

東京製鉄、7月契約全品種据え置き

 東京製鉄は16日、7月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。市況の底打ち感が鮮明になっている条鋼類と、弱基調が続く鋼板類とでは需給状況などに差があり、強弱入り乱れていると判断し、8カ月連続での全品種据え置きを決めた。今村清志・常務取締役営業本部長は、「先行きの建築物件は見えており、今夏以降で着工が期待できる。下期の状況を踏まえた場合、いずれ値上げタイミングが来る」と考え、需要見合いの生産を徹底し、需給調整に努める。







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