2015年4月23日

茨城スチールセンター、作業支援用ロボスーツ導入

 伊藤忠丸紅鉄鋼の100%子会社で鋼板溶断・プレス加工の茨城スチールセンター(ISC、本社=茨城県那珂市、村田寛和社長)は鉄鋼業界では初めて、作業支援用ロボットスーツを導入した。サイバーダイン社のHAL作業支援用(腰タイプ)を溶断加工部門で採用、レーザー切断した切板製品のパレット載せや、端材の片付けなど切板を手作業で持ち上げる動作の補助に活用する。人手不足対策と作業効率のアップが狙いで、20%の効率アップと切板の持ち上げによる作業員の腰痛対策など、健康面でも効果を発揮する。結果を見て増設も検討。親会社の伊藤忠丸紅鉄鋼でも、グループ企業での採用を視野にISCからのヒアリングを実施中だ。







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