2015年6月1日

住友商事、トルコ大手に出資参画 方向性電磁鋼板加工

 住友商事がトルコ現地法人とともに方向性電磁鋼板の加工を行うトルコの大手企業のMKSトランスフォーマー・イクウィップメント(本社=コジェリ県チャイロバ市、コルハン・アクグン社長)に出資参画したことが分かった。MKSが実施した第三者割当増資を引き受けた。出資比率など詳細は明らかでなく、現状はマイナー出資のようだが、2―3年後をめどに過半出資に移行する見込み。経済成長が進むトルコ国内をはじめ、大手重電メーカーが集まる欧州、今後の経済発展が見込まれる中東や北アフリカなどへのアクセスの良いトルコに加工・販売拠点を持つことで、主力仕入先の新日鉄住金のハイビーブランドなど、高効率方向性電磁鋼板の拡販を進める。

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