2015年6月17日

松田商工、第3工場新設

 厚板溶断加工の松田商工(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、松田学社長)は二次加工部門強化のため、浦安鉄鋼団地内に第3工場を新設する。旧・山惣熔断の土地(約7920平方メートル)、建物(建屋面積約5280平方メートル)を取得、再整備し、第2工場(同市港)に備えるロール成型機6機を移設、ロール加工専用工場に刷新。既存の第2工場は鋼板の折曲加工に充てる。改修工事は今月末完了の予定で、早ければ9月ごろをメドに稼働を開始する。第3工場のうち約2310平方メートルは、機械加工、製罐、塗装を手掛ける事業者に貸与する方向で、これと合わせ同工場で一貫加工を手掛け、完成品に近い段階で供給を行う。加工能力拡大を通じ、高付加価値化を加速する。

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