2015年7月28日

小棒懇談会・中村会長 15年度も悲観せず

 全国小棒懇談会は27日、定例の記者会見を開き、中村真一会長(新日鉄住金執行役員建材事業部長)は、「普通鋼電炉工業会が2015年度の鉄筋用小形棒鋼国内出荷量に関して、4年ぶりの800万トン割れを予想しているが、先行指標の動きなどを慎重に見ていきたい。14年度を振り返ると、鉄筋用小棒の国内出荷量が820万トン強となり、13年度は870万トンを超えていたため、毎月のように需要に関連する数字の前年割れが続いたが、年度を通して需要見合いの生産を実行でき、需給バランスも取れ、会員各社の業績が良い1年になった。15年度もこの数カ月、前年同月比でマイナス傾向が続いているが、需給バランスをしっかり取れば悪い年にはならない」と指摘した。







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