2015年9月28日

宮崎精鋼、スラグ部品用炉増設

 宮崎精鋼(本社=名古屋市中川区、宮崎薫社長)は年末をめどに、知多工場(東海市)にファインスラグ専用のSTC炉1基増設と、スラグフォーマ1基の更新を行う。投下金額は約5億5000万円で、来年1―2月にも本格稼働させる。新規のスラグ部品の受注獲得に結び付け、一部外注に出していた熱処理を自社処理することで、外注費を削減させる。スラグ部品事業強化の一環として、来年度には同工場内に金型の自動倉庫とスラグ部品の中間品の立体自動倉庫の建設を計画している。