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2024.12.4
2015年12月4日
宮崎精鋼(本社=名古屋市中川区、宮崎薫社長)はこのほど、知多工場(愛知県東海市)にファインスラグ専用のSTC炉1基の増設と、スラグフォーマー1基の更新作業を完了した。投下金額は約6億円。今後、新設備で生産する製品の認証取得については随時進め、早ければ来年2月下旬から両設備を本格稼働させる予定。今回の設備投資は新規のスラグ部品の受注獲得にもつなげていくとともに、従来は一部を外注に出していた熱処理を自社処理に切り替えることで、外注費などのコスト削減に寄与させるのが狙い。また、スラグ部品事業の強化の一環として、今後は同工場内に金型の自動倉庫とスラグ部品の中間品の立体自動倉庫の建設も検討している。
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