2015年10月22日

愛知製鋼、精整リエンジに着手

 愛知製鋼は知多工場の鋼材生産プロセスをスルーに改革する「鋼材4Sリエンジ」の一環として、精整リエンジに着手することを決定、21日現地で起工式を行った。11月1日から正式に着工する。知多工場の全鋼材製造工程のスルー実現を目指しており、すでに実施した製鋼工程の大断面連続鋳造機(No3ブルーム連続鋳造機)、分塊圧延工程のリエンジニアリング設備に続くもので、今回は鋼材生産プロセスの最終工程の精整工程を改革する。建設する設備はNo2水冷装置設備、精整Aライン設備で、投資額は約30億円、両設備の稼働は2017年1月を予定している。