2016年11月15日

POSCO、対日熱延など5000円引上げ 12月からの四半期価格

 韓国のPOSCOは日本向け熱延鋼板など普通鋼鋼材輸出の12月積みからの四半期価格を前期比でトン5000円引き上げる方針を決めた。原料炭のスポット価格がトン300ドル(3万2000円)を突破し、鉄鉱石も市況が上昇するなど大幅な原料高を転嫁せざるを得ないと判断した。極端に低い一部陥没部分には7000円の値上げを申し入れる。韓国内向け供給優先のため、輸出の数量は絞る考え。来年は熱延ミルの大規模改修を計画しており、輸出は数量減と値上げの傾向が続く見通し。







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