2016年11月29日

山陽特殊製鋼、12月契約の構造用鋼・軸受鋼を1万円上げ

 山陽特殊製鋼は、12月契約分の販売価格について構造用鋼と軸受鋼を前月比でトン1万円、ステンレス棒鋼を10%引き上げる。鉄スクラップサーチャージで運用している需要家を除く、店売りと一部ひも付きに対して実施し、各品種とも約3年ぶりの値上げとなる。現在、高炉メーカー各社が値上げを進めているが、特殊鋼電炉メーカーでも鉄スクラップ購入価格などのコストが上昇し、自助努力では吸収できないレベルに達しており、価格転嫁が不可避な状況。今後、普通鋼に続き、特殊鋼製品でも値上げの動きが広がっていきそうだ。







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