2016年12月6日

インド鉄鋼製品輸入、最低価格再度2カ月延長 対象19品目に縮小

 インドの外国貿易総局(DGFT)は3日、鉄鋼製品に課している最低輸入価格(MIP)を2カ月延長すると公示した。2月の導入時に173品目だったものを66品目に縮小していたが、今回は半製品、棒鋼、線材を除外し、めっき鋼板類の19品目に再度絞った。緊急輸入制限(セーフガード、SG)やアンチダンピング(AD)の対象品目を除外するなど当初より規模は縮小したが、MIPは措置そのものが世界貿易協定(WTO)違反の疑いが濃厚と見られている。

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