2017年5月17日

東洋精鋼、米でショット生産開始

 宮崎精鋼グループで金属表面投射材のショット(鋼製小粒子)の製造を主力とする東洋精鋼(本社=愛知県弥富市、渡邊吉弘社長)は、米国で日系を含む自動車メーカーや同部品メーカー向けなどにショットの生産を開始した。全額出資の現地法人「トーヨーセイコウ・ノースアメリカ」(TSNA、インディアナ州サウスベンド、渡邊吉弘社長)の建屋(借用、敷地面積1500平方メートル)内に、従来の事務所・倉庫に加え、工場と品質管理室を新たに設け、現地生産に踏み切ったもの。