2017年8月16日

下村特殊精工、国内外で研磨設備増強

 大同特殊鋼グループの大手磨棒鋼メーカー、下村特殊精工(本社=千葉県市川市、安田保馬社長)は、国内外で研磨設備を増強する。設備投資計画では、富士見工場(千葉県山武市)は今年度で1億7000万円、中国子会社の下村特殊精鋼(STSS)は2300万円を投じる。自動車関連向け素材の加工が増える中で研磨ニーズは高まっており、足元でフル稼働状態となっていることから能力を引き上げる。