2017年8月22日

浦安景況調査、「収益改善」15%に減

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=湊義明・野村鋼機社長)がまとめた7月の景況実感調査(対象=145社、回答率95・2%)によると、前の月に比べて、収益状況(粗利)が改善した企業は15・4ポイント低下の14・6%となり、3カ月ぶりの減少となった。「悪化」が4・8ポイント上昇の26・3%で逆転した。H形鋼を扱う組合員は「需要は少し増えていると思われるが、市況はまだ反応していない」と指摘。売上数量は「増加」の企業が「減少」をわずかに上回ったものの、価格転嫁の遅れが採算に響いた。

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