2017年9月26日

神鋼、米国合弁に4億ドルを投じて第3CGL

 神戸製鋼所は26日、米高炉大手のUSスチールとの折半出資の自動車鋼板製造合弁事業、プロテック・コーティングに第3連続溶融亜鉛めっきライン(CGL)を新設すると発表した。約4億ドル(約440億円)をかけて年産50万ショートトンのCGLを新設し、2019年7月に営業運転を開始する。神戸製鋼の先端技術を移転し、日本でしか作れない加工性の高い超ハイテンを米国でいち早く生産する体制を整える。自動車軽量化の進展で超ハイテンの適用が広がるとにらみ、ライバルに先駆けて20年度から量産にこぎつける。