2017年10月10日

神戸製鋼、アルミ・銅でデータ改ざん

 神戸製鋼所は8日、緊急の記者会見を行い、同社のアルミ・銅製品の一部で顧客と取り交わした製品仕様に適合せず、検査証明書のデータ書き換えなど不適切な行為があったと発表した。不適切行為が判明したのは、真岡製造所(栃木県真岡市)、長府製造所(山口県下関市)、大安工場(三重県いなべ市)、グループのコベルコマテリアル銅管秦野工場(神奈川県秦野市)の4拠点。神鋼が過去1年間(2016年9月―17年8月)に出荷した製品を対象とした契約順守状況の自主点検、緊急品質監査を通じて分かった。対象の製品は、アルミ板、アルミ押出品、銅板条、銅管およびアルミ鋳鍛造品。対象期間における出荷量としては、アルミ製品(板・押出)で約1万9300トン、銅製品(板条・管)約2200トン、アルミ鋳鍛品約1万9400個に達する。供給先については明らかにしなかったものの、全体で約200社に達し、自動車をはじめとする輸送関連や電機など、広範囲におよぶとみられる。データ書き換えなどに関与したのは、管理職を含む数十人に達するとし、組織的に不正が行われていたことを認め、会見に応じた梅原尚人副社長らが、お詫びと反省の言葉を述べた。
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