2017年11月6日

東京地区 薄板市況が続伸

 東京地区の薄板市況は先週までに前月比でトン当たり2000―3000円方上伸した。先高観を受けた仮需と今秋からの実需回復とが相まって、荷動きが活発化。流通業者は相次ぎ販価を引き上げており、三次店などの再販価格にも波及した。薄板市況の上昇は2カ月連続。ただ、鉄鋼メーカーの追加値上げ分の転嫁には至っておらず、今後も採算改善に向けた唱え上げが続くとみられる。

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